理念／こだわり

天然鮭へのこだわり

私たちは北海道に生まれ、独自の技術と、
『本物』『北海道』『天然素材』へのこだわりで、
『美味しさ』を追い求めてきた
シーフードメーカー・高品質海産物専門店です。

弊社では、いま市場にあふれている「トラウトサーモン」「銀鮭」「アトランティックサーモン」と呼ばれる養殖サケは一切使用せず、北海道の母川に回帰する「シロサケ（秋鮭）」とアラスカやカナダを中心とした良質な天然物の「紅鮭」「銀鮭」「キングサーモン」等を原料として使用しています。

1989年、当時の社長および役員が北欧のフィヨルドで生産されるサケの養殖場を視察した際、　どんなに品質・価格が安定しているとしても、安全性に疑問の残る養殖サケは使用できないと直感的に思いました。穏やかな海に設置された養殖ファーム(牧場)の中では、ペレット状に成形された餌を与えられ、数万匹の養殖鮭が重なり合うように泳いでいました。しかもその餌には伝染病防止のため、抗生物質が含まれていると聞き、また海底に目を凝らしてみると、捕食できなかった餌が沈殿、ヘドロ状に堆積しており、人の口に入る食べ物がこのような状態で養殖されている事に強く疑問を感じ、以来、私たちはどんなに品質・価格が安定しているとしても、安全性に疑問の残る養殖サケを使用できない、安全で本物、自然の恵みを皆様にご提供する事を企業の役割・使命と考え、「天然の鮭」だけを扱う事に決めました。

そして、私たちの商品づくりの基本となっている「安全で、安心できる、美味しい」ものを提供するために、素材選びからお客様のお手元・口元に届くまで責任を持ちたいという「思い」から、自らが管理できる体制、つまり仕入から商品開発・生産製造・卸販売・小売販売・鮨弁当事業・外食事業と全て自社で製造販売する垂直統合のかたちを築いて参りました。

私たちの商品づくりにおける「こだわり」は、「価格」ではなく「価値」に主体を置くため、商品の大部分は機械による大量生産ではなく、手のぬくもりを感じさせる「手造り」中心であり、中には「数量限定」「季節限定」の商品も多くあります。

私たちは、これからも、価値を主体とした、安全で安心な、信頼される美味しい商品をつくり続け、お客様から「佐藤水産の商品なら安心だ。心配ない」「佐藤水産があってよかった。佐藤水産がなくなったら困る」といわれるような確固たるブランド力をもった会社を目指して参ります。