お祝いマナー講座

基礎編

  • お祝いや贈りものにはどんなのがあるの?

    出産祝い、結婚祝い、長寿祝い、入学祝い、お誕生日、開店祝い、新築祝いなど、慶事全般です。

  • お祝いの金額ってどのくらい?

    年齢や親密度によって異なりますが、弊社でご利用頂いている平均的な金額をご紹介します。

    • 出産祝い 5000~8000円
    • 結婚祝い 8000~15000円
    • お誕生日  3000~5000円
    • 長寿祝い 6000~10000円
    • 入学祝い、新築祝い 5000円
  • お祝いをあげるタイミングっていつ?

    • 出産祝い:病院を退院したあと、遅くてもお宮参り頃までがいいでしょう。
    • 結婚祝い:1、2ヶ月前から式の1週間前までが理想です。
    • 長寿祝い・誕生日:当日が望ましいです。
    • 入学祝い、新築祝い:決まり次第なるべく早い時期が望ましいです。
  • 内祝いをあげるタイミングっていつ?

    それぞれの内祝いによって時期も異なりますが、一般的な内祝いの場合2週間以内にお返しをするのが望ましいです。出産内祝いの場合はお宮参りが終わった頃、出産から30日ほどが目安となります。結婚内祝いの場合は挙式後30日以内が目安となっています。

  • のし(水引き)の違いがわからない

    お祝いで用いられる水引きは基本的に3種類あります。一般的な慶事は何度起きても良い事なので、ほどけて何度も結び直せるという意味合いの「紅白蝶結び」が使用されます。結婚祝いなど婚礼関係は、固く結ばれ簡単にほどけない(離れない)という意味合いで「紅白結び切り」(水引き10本)を使用します。同じ紅白結び切りでも全快祝いやお見舞いの場合、一度しかないことが望ましい場合は紅白結び切りでも水引き5本を使用します。5本は1人の意味で10本は2人という意味合いもあります。

  • 目上の方や同僚には何を差し上げればよいのか?

    会社関係の方のお祝いは何を差し上げて良いか悩む事も多いと思います。目上の方や上司のお祝いには現金のお祝いは失礼にあたるといわれています。食品など、無難な商品が望ましいです。同僚など、近しい間柄には現金でのお祝いは失礼にあたりません。

  • お祝いを数人でまとめて贈る場合の名入れはどうしたら?

    目上の方や習い事の先生、お世話になった方へのお祝いで数人でまとめて商品をお贈りする場合、3名ぐらいでしたら連名で記載しても構いませんが、大人数の場合は「○○一同」などにしたほうがスマートです。メッセージカードをご用意しておりますので、カードに贈られた方の名前を記載するもの良いでしょう。

  • 内のし、外のしの違いってなに?

    贈り物にのしを付ける場合、内のしと外のしがあります。内のしは商品にのしを付け包装をすること、 外のしは包装の上にのしを付けることを言います。一般的には商品を発送する場合は内のしが主流です。 また、内のしには、「控えめ」という意味もあります。ご自分で相手先に出向き直接手渡しする場合には贈りものの趣旨が一目で分かるように、外のしにする場合もあります。

状況に応じたマナー・対応編

出産祝い マナー 出産の報告を受けてから、病院にお祝いに行くのはなるべく親族(近親者)のみにします。ママの体調の回復具合によっては、手渡しよりも配送のほうが良い場合もあります。のしの表書きは、「御出産御祝」、「御祝」として贈りましょう。
タイミング 出産後、身内以外は、母子が退院して、お七夜(おしちや)が済んだあとに。産後1週間はまだ入院中の場合がありますので、2週間後から、遅くてもお宮参り(生後1ヶ月後)までに贈りましょう。
結婚祝い マナー 正式には、手渡すのがマナーですが、遠方などの理由で手渡すのが難しい場合には発送でもかまいません。結婚式の1ヶ月前~1週間前ぐらいまでに相手の都合の良い吉日を選んで贈ります。挙式後に贈る場合には、新婚旅行から帰宅しているかなども確認しておくと良いです。のしは「御結婚御祝」として贈りましょう。
タイミング 結婚式の招待状を受け取った後、もしくは結婚の報告を受けてから贈ります。一般的には結婚式の1ヶ月~1週間ぐらい前までに、相手の都合の良い吉日を選んで贈ります。結婚式直前は何かと多忙ですので避けた方が良いでしょう。
長寿お祝い マナー 還暦(満60才)以外のご長寿お祝いは数え年でお祝いをしますが、最近では満年齢でのお祝いも増えています。他にも、古稀(70才)、喜寿(77才)、傘寿(80才)、米寿(88才)などがあります。、のしは「還暦祝」、「御長寿御祝」「御祝」などとして贈りましょう。
タイミング 還暦(満60才)の節目からお祝いするのが一般的です。退職祝いなどもかねて誕生日や敬老の日にご長寿のお祝いをされることも多くなっています。
入学祝い マナー 入学や進学のお祝いは主に身内の間で行われます。
のしは「御入学御祝」、「祝御入学」「御祝」として贈りましょう。
タイミング 入園や入学が正式に決まってから、入学式前までに贈るのが一般的です。
誕生日祝い マナー 重たい物や持ち帰りが難しいものは手渡しよりも発送するのがおすすめです。
タイミング 誕生日当日にお祝いするのが一般的ですが、お誕生日の半月前ぐらいから当日までに贈るのが理想です。誕生日を過ぎてしまった場合には「遅くなってごめん」など、お詫びのメッセージを添えて贈るのも良いでしょう。
新築祝い マナー 目上の方に、商品券や現金を贈るのは失礼にあたります。新築祝いの食事会などがあった場合には食べ物や、お菓子などが無難です。家を建てた場合だけでなく、新築マンション購入や、中古物件を購入した場合にも贈られます。のしは「御新築御祝」、「御新居御祝」「御祝」として贈りましょう。
タイミング 新居のお披露目に招待されたときに持参します。食事会などに参加できなかった場合には新居が完成してから1ヶ月以内に贈るのが一般的です。
  • 贈答のマナーは諸説あり、上記マナーやタイミングは地域の慣習によっても異なる場合がございます。上記は一般的なマナーとして掲載しております。