スローフード物語 vol.4

「手まり筋子」

手まり筋子イメージ

はじめからひとくち大になっている画期的な筋子は、
朝獲り鮭の生きている卵巣でつくります。

「いくら」よりコクがあって、「筋子」よりまろやか

今から10年以上前、ひとくちサイズの「手まり筋子」が誕生しました。

「手まり筋子」が作られたきっかけは、お客様から「筋子を切る時、手が汚れるので、どうすればきれいに切れますか?」といった声が多くあり、それならいっそのこと始めからひとくちサイズにしてみたら。こんな発想から生まれた、ひとくちサイズの筋子です。

業界の常識を覆す

イメージそれまでは、筋子は一本ものの棒状の筋子に価値があって、ちぎれた筋子はハネ品として扱われていました。しかし、食べるとき箸でちぎったり庖丁で切らなければなりません。このとき、筋子の粒がつぶれて、液状のドリップが流れでる状態になります。味には変わりありませんが、見た目がよくありません。
それならば始めから、という発想が生まれたのです。
実際に試作してみるとびっくり。ひとくちサイズにしてから漬け込むので、塩分の浸透圧が早く均等に漬け込まれます。そのため、一本物の筋子より塩分も少なくてすみ、甘口でいくら風味の味わい深い筋子ができ上がりました。(筋子5.5%前後手まり筋子3.8%前後「当社比」)
イメージひとくちサイズにカットした筋子はこれまでも売られていましたが、でき上がった一本ものの筋子をあとからちぎったものでした。いわばお客様に代わってメーカーがカットしていただけでした。生の筋子をちぎってから漬け込む「手まり筋子」とは決定的な違いがありました。
さっそく、口の肥えた石狩の漁師さんたちにも試食してもらうと、漁師さんも手まり筋子のコクと風味にびっくり。
当初は、人の手で一つ一つちぎっていましたが、その後、粒を潰さずひとくちサイズにする自動カットの機械を開発しました。

手まり筋子は、塩分も控え目で、このままごはんのおかずや、おにぎり、手巻き寿司などお手軽なグルメ惣菜として、発売から3年目で一本ものの筋子の販売数量を上回るほどの人気です。

手まり筋子から思わぬヒット商品を生む

イメージところで、発売当初、この手まり筋子を、どのようにお客様に知ってもらうか、色々考えた末、サーモンファクトリーの筋子コーナーで、手まり筋子のおにぎりをつくって販売することにしました。水産会社がつくるおにぎりだから、具は、はみ出るほど大きなおにぎりです。
ところが、一度お買上げいただいたお客様の口コミで大反響をよび、お客様から「ジャンボおにぎり」と名付けてくれるほどの人気のヒット商品となりました。その後「山漬」や山漬と手まり筋子の二つを握った「ミックス」さらに「たらこ」を発売し、新たなサーモンファクトリー名物が誕生しました。

塩を抜きにして語れない

筋子をつくるのも新巻鮭をつくるのも燻製や珍味なども・・・ほとんどすべての製品に使われているのが「塩」です。素材の良さは言うまでもありませんが、この塩についても永年研究を重ねています。
岩塩や塩湖のない日本は、昔から海の塩の歴史です。ですから私たちは、塩もひとつの海産物と考えております。汲み上げた海水は、太陽、風など、たくさんの手間ひまをかけて美味しい塩の結晶をつくりあげていきます。

化学的に大量に生産されている精製塩と比べ、何十種類ものミネラルを含んだ塩は、単純に塩辛いだけでなく、ほのかな苦味や甘味など丸みのある味わいが特徴です。
手まり筋子に合った塩、新巻鮭に合った塩、燻製の塩など、その素材に合う塩をブレンドしております。
もちろん「海鮮おにぎり」の仕上げにも3種類のミネラル塩をブレンドしたオリジナルの塩を使っております。
何度でも食べたくなる美味しさの要は、素材の良さ、職人の技、そしてふくよかな「ミネラル塩」の味わいにほかならないのです。

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手まり筋子

ご飯のお供はもちろん、おにぎりの具やお弁当など幅広くお使い頂けます。

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