商品番号 |
14200 |
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商品内容 |
150gケース入 |
賞味期限 |
冷凍60日(-18℃以下) |
アレルギー |
小麦 |
商品番号 |
10070 |
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商品内容 |
450g化粧箱入 |
賞味期限 |
冷凍60日(-18℃以下) |
アレルギー |
小麦 |
動画の後半で音声が流れます。
飯寿司は、かつては北国で暮らす人々の冬の保存食で、家庭の数だけ飯寿司があるといわれるほど、盛んにつくられていました。
飯寿司とは、魚とご飯、野菜、糀(こうじ)を混ぜて、重石をのせて漬け込み、乳酸発酵させて作る北国ならではの郷土料理です。北海道で獲れる魚(鮭、にしん、ハタハタ、ホッケなど)と、野菜(きゅうり、キャベツ、大根、ニンジンなど)をご飯と一緒に熟成させて漬けこみ冬の寒気でじっくり熟成。独特の旨みと、まろやかな酸味が魅力で、お正月の食卓では欠かせない道産子を魅了する冬のご馳走となっております。
そのまま酒の肴に、お好みでお醤油をかけて、ご飯のおかずに、冬だけの口福(=幸福)です。
佐藤水産のほっけ飯寿司は、北海道の近海で獲れたホッケを使用し、野菜やご飯と一緒に、糀(こうじ)を加え、幾層にも重ねて仕込みます。飯寿司は生き物であり、その年の気温や温度変化、湿度など、その時の様々な環境で、発酵・熟成を見極めなければなりません。
職人は1日たりとも目を離さずに、糀の発酵に合わせて、重石を増やしたり、水分を抜いたり、わが子の世話をするように、慈しみながら完成まで見守っていきます。
ほっけは、にしん飯寿司に比べて、あっさりしており淡白な味わいながら、独特のうま味とまろやかな酸味が味わえる飯寿司に仕上がります。完全手作りで、インスタント製法では生まれない旨味と、保存料などを一切使用していない、本物の価値をお確かめいただけます。
現在、日本で「すし」と言えば「握り寿司」をさしますが、寿司という名のつく、近江の「鮒寿司」、若狭の「鯖寿司」、金沢の「かぶら寿司」、そして北海道・東北の「飯寿司」は、全てそのルーツはなれずしと言われています。
「なれずし」の起源は古く、紀元前4世紀頃、東南アジアで、魚を塩で〆め、ご飯と一緒に、瓶や桶に漬け込み、ご飯の乳酸発酵によって、酸味がつけ保存性を高め魚を保存食としたのが始まりといわれています。ご飯は捨てて魚だけ食べられていました。
やがて中国大陸を経由して平安時代に日本へ伝わったと言われております。日本では、ご飯と一緒に食べるようになり「なれずし」は、保存食から料理へと進化していきます。現在の主流「握り寿司」が登場するのは、江戸時代後期になってからのことです。
海に囲まれた魚と米の国、日本