食品は私たちが日々の糧に直接口に入れるもの。美味しいことはもとより、安心・安全があたり前でなければなりません。そのために私たちは自ら高く厳しいハードルを設け、油断や、過信、慣れをいましめています。
最新鋭の設備と徹底した衛生管理により、食の安全を確保し、皆さまに高品質な商品をお届けします。
HACCPに加え、ISO 22000:2018も取得した厳しい衛生管理基準の下、フレークや魚肉練製品といった加工品を製造しています。
環境に配慮した冷凍庫と隣接し、切り身や魚卵の加工品を製造しています。第一工場と同様にISO 22000:2018を取得し、安全で安心な製品づくりを心掛けています。
ハサップ(ハセップともいう)は、アメリカのNASA(アメリカ航空宇宙局)で、安全な宇宙食を製造するために考え出された衛生管理システムです。
ハサップの最大の特長は、製造工程ごとに危害原因をすべて洗い出すことができる点で、各工程に管理基準・監視方式・修正措置・検証方式を設定し、これらすべてをフローチャートにしてまとめ、各工程の記録を保存します。これにより、万一、製品に不具合が生じたときにも、各工程の記録を洗い出し、ただちに原因を究明することができます。
空調や冷暖房の燃料には、二酸化炭素やフロンを排出しないプロパンガスを使用します。札幌上空は日本でもっともオゾン層の破壊がすすんでいるといわれています。私たちは一企業としてできるかぎり、環境のクリーン化に努力をして参ります。
工場に入る作業員はエアシャワーをした後、消毒槽で作業用の白長靴を消毒し手の洗浄と消毒をしなければなりません。手の消毒設備と工場の入口のドアは連動していて、消毒が終わるとドアが開くようになっています。このように二重三重の消毒を必ずしなければならないシステムになっています。
従来の水産工場のイメージを完全に払拭。研究室のように清潔で、明るく開放的な環境が、作業員相互の安全や衛生管理の意識を高めます。
工場内には要所要所に洗浄用のシャワーが設置されています。作業に使用した作業衣(カッパ)は、作業終了後、次回の使用に備え清潔に洗浄して乾燥室に吊るし、雑菌繁殖の要因になりがちな水気や湿気を完全に除去します。
イクラなど、魚卵加工に使われる魚卵室や鮭の生処理室は、温度を常に一定に保ち、2時間ごとに室内の空気が自動的に新鮮な空気と入れ替わるクリーンなシステムを採用しています。
弊社のロッキーサーモンは、アラスカ・カナダ視察の際に、現地のイヌイットの人々の暮らしからヒントを得て開発したロングセラー商品です。半身にした鮭に、皮を残して2~3センチ間隔で切り目を入れて吊し、カナダから取り寄せたクルミ科の落葉高木ヒッコリーチップで、じっくり燻して仕上げます。このほか、紅鮭ソフトスモークや、にしんソフトスモークなど、ほとんどの燻製がここでスモークされています。
専門スタッフが万全の体制で商品チェックを行っています。
レンガ色の外壁の落ち着いたたたずまいは、食品工場というより美術館を思わせます。旧石狩川を背景に、広大な石狩平野の中に位置する工場は、こうありたいと、周辺環境に美しく調和することを意図しました。
佐藤水産は、豊かな海の環境や資源、恵みである水産物を守ることを企業の役割、使命と考えております。このたび、日本発の水産エコラベル認証制度「MEL認証」を一部商品で取得しました。一次・二次・高次加工で取得、対象魚種は北海道産秋鮭・石狩産鰊が認証されました。今後も継続可能な漁業と魚食文化の発展に尽力いたします。
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